2002-12-05 第155回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
○日笠勝之君 これは私、ある岡山の中小酒造メーカー、清酒メーカーの社長さんから聞いたお話でございます。日本酒の原料も米でございます。先ほど申し上げました好適酒米、雄町米なんというのはもう最高の米でございますが、その岡山の好適酒米、雄町米を使って、原料として日本酒を造っておられる社長さんがこのようにおっしゃっておられました。 日本の国に、公賓、国賓、いろんな方々がいらっしゃると。
○日笠勝之君 これは私、ある岡山の中小酒造メーカー、清酒メーカーの社長さんから聞いたお話でございます。日本酒の原料も米でございます。先ほど申し上げました好適酒米、雄町米なんというのはもう最高の米でございますが、その岡山の好適酒米、雄町米を使って、原料として日本酒を造っておられる社長さんがこのようにおっしゃっておられました。 日本の国に、公賓、国賓、いろんな方々がいらっしゃると。
○日笠勝之君 是非ひとつ、こういう一生懸命、日本の技術であります醸造技術でもって一生懸命造っておられる、そういう最先端の清酒メーカーの方々の声も是非ひとつ取り上げていただければと思うところでございます。
今回の震災によりまして、灘地区を中心といたしまして清酒メーカーが大きな被害を受けております。御承知のとおりでございます。 灘五郷の酒造組合傘下、五十一場がございますが、その清酒製造場の被害状況について申し上げますと、木造の蔵につきましては、そのほとんどが余半壊といった極めて大きな被害を受けております。
それからまた、清酒メーカーでも相当な被害がございます。さらに、こういったメーカー、いろんな地場産業とともに、商店街、市場等につきましては、御承知のとおり長田区等を中心にいたしまして相当大きな被害がございまして、長田区におきましては、区内の商店街の六二%、それから小売市場の七六%程度が被災しているというふうに聞いております。
それは国内の清酒メーカーその他の中小メーカーの人を守らなければ いけませんから、下がれば下がるほどいいというものではないけれども、七百三十四円のものが四千円から八千円で売られている、まだ八千円で売られているものが多い。この事態についてこれはまさしく不当な、特に輸入業者のマージンですね。これにやっぱりメスを入れるべきだと思うんですが、お考えをお聞きしたいと思います。
ところが、これはもう既に指摘されておりますように、そして私も資料をもらいましたが、清酒メーカーについて見ますと、赤字企業が三五・二%、低収益企業、これは税込みで五十万以下、これが二〇・八%。要するに大変経営の苦しいのが五六%になるわけであります。それから酒販業者も大多数が中小企業ですが、赤字企業が六・一%、低収益企業が一七・八%。
○政府委員(山本昭市君) 法制面のお答えにつきましては、主税局長が申し上げておりますので、実態面から申し上げますと、清酒メーカー二千六百一ございますが、小さいところはかなり直接小売店と取引がございまして、小売店の倒産が即メーカーに響くというような実態もございます。
清酒メーカーその他、特に清酒メーカーの経済的な困窮の問題につきましては、ただいま先生御指摘のとおりでございまして、そういった事情もございまして、今回の増税案の中におきましては、十分に勘案された内容になっているわけでございます。
その第一は、何と申しましても、原料米の問題でございまして、先にも申し上げたように、私ども清酒メーカーは国際価格の三倍以上と言われる国内産米を使用せざるを得ない宿命を背負っております。他の酒類が海外より比較的安価な原料の輸入によりメリットを享受しておられるのに比べて大変不利益を甘受いたしております。
したがって、そういう健康の問題、ちょっと当時そういう言葉が使われていたかどうかわかりませんけれども、それにはいわゆる清酒メーカーに免許を与え、そこに担税力を持たしたということにおいては、それなりの意義があったと思います。
決して私が清酒メーカーでございますから、したがってビールをかたきにするなどというようなことは考えてもおりませんが、私自身、従来、要するに昭和三十年代ぐらいになりますと、事実いわゆる担税力を酒税に四分の一程度を全体の税制の中で期待しておった時代もございますことから言うならば、何が最も合理性があるかと言われれば、従来の積み上げたものに対する現在のニーズとか担税力とかいうこと以外に、申し上げる理論的根拠というものはございません
○山本(昭)政府委員 醸造用アルコールと申しますのは、清酒の原料として清酒メーカーが使っているアルコールでございまして、その他のアルコールと申しますのは、いろいろ食品添加あるいは医薬品に使いますアルコールもございますが、これは通産省所管の専売アルコールでございまして、清酒用のアルコールは醸造用アルコールということで区分をいたしております。
現在清酒メーカーの約三〇%は赤字になっております。二〇%は五十万円以下の黒字ということでありますが、実際は両方合わせた五〇%のメーカーが赤字経営に立たされております。なぜ五十万円ぐらいの黒字を出しているのかというと、これが赤字になりますと税務署の検査が途端に厳しくなりますので、酒屋は無理して若干の黒字で経営しているという現状にあるわけであります。
最後に特にこれはメーカーの問題としては、清酒メーカーの問題、これはもうすでに各委員も触れておりますように、やはり今日の困難な状況の中でやはり一つは原料米への助成の問題、それから地酒の振興、それから清酒についての正しい認識を広げるというような問題があろうと思います。
○多田省吾君 新聞報道等によりますと、清酒メーカー数は、先ほどお話があったように、昭和五十四年度ですか、昭和五十五年の三月一日現在で二千九百三十三社、そのうち二千社がおけ売りを実施している。また、その三分の一はおけ売り八〇%以上という専門メーカーである。で、現時点ではこのおけ売り制度というものがうやむやで行われているわけでございます。
よい酒をつくろうと、特色のあるお酒をつくろうということ、それが清酒メーカーの生きる道だというんで、お米を中心としたお酒ということが大変問題になっております。 そこで、その観点からお伺いしますけれども、第一には清酒の定義を、お米を中心に置いたそういう定義づけをできれば立法としてしたらどうかと、こういう意見がありますがどうお考えか、それが第一点。
ところが清酒メーカーの場合は先ほど来問題になっているとおり、大変業界自身困難な状況にあるという点で、その辺でやっぱりマージンがどうしても高くなっておると、そういう面があるんじゃないかと思うんですが、その点は小玉さんいかがでしょうか。
審査に当たっては、特に、税率引き上げによる小売価格や国民生活への影響、税率引き上げによる中小清酒メーカーへの影響、今後の酒税のあり方、中小清酒メーカーの今後の育成策等の諸問題について熱心な論議が交わされましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。 かくて、去る二月二十四日質疑を終了し、次いで二十七日討論を行い、採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
○岩瀬説明員 清酒メーカーが農家の保有米と清酒を交換することは、酒税法上は、結論的に申しますと問題ないと思います。 二つの点がございまして、一つは、製造委託をするというその委託が製造免許上問題ないかという点でございますが、これは免許を受けた製造業者が委託製造するという点については問題はないと考えられます。
中小清酒メーカーに関連をして次にもう一つ伺いたいのは、いわゆる近代化事業、構造改善事業ということについてであります。 聞きますと、第一次、第二次と計画をやってきて第三次近代化計画、五十二年から五十六年までいろいろと対策をとられているようであります。規模、資金はわずかなようでありますが、中央会もいろいろな努力をしている、高度化資金とかあるいは転廃業とか。
次に、中小の清酒メーカー、いわゆる地酒の現状と振興について伺いたいと思いますが、最初に実態を伺いたいと思います。 いわゆるおけ買いの実態ですね。これは細かく言ったら——資料や新聞で見ましたから結構ですが、大体実態をどうとらえられているのか、どう指導しているのか、その実態に対する対応、これが一つ。
メーカーの一人でございますが、今日ただいま御承知のとおり日本古来の清酒メーカー、それに関連する酒造の関係産業は非常に苦しい。そこで、いまも銀行の問題が出ましたけれども、端的な表現がなかなか酒屋には金融機関は喜んでどうぞお使いくださいという現在の状態でもないわけです。ということは、経営状態あるいは収支の状況がよろしくない、こういうような環境である。これについて、大臣はどうお考えでございますか。
○宇野(亨)委員 間税部長は最高の事務当局の責任者でございますから、融資証明とかいう問題、これはお互いの論議になってしまうのですけれども、銀行というのは、ただいまなかなか借り手がないというような状態であっても、いざ弱小の、一般的に清酒メーカーというのは経営が厳しいんだという環境の中でございますと、なかなか新しい会社に対しての融資証明というものは出ない。
最後に、清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部改正案についてでありますが、サントリーに見られるように、その量においてもその内容においても多くの問題を含む広告宣伝や不完全な表示をいまなおウイスキー、ビール業界で野放しにしておいて、清酒業界にだけ構造改善の名のもとに弱小清酒メーカー、おけ売り業者の整理淘汰と転廃業を進めることは片手落ちであり、かかる措置に反対するとともに、ウイスキー、ビールの広告宣伝、
この間、参考人の方々が見えられての意見陳述の中でも触れておられましたし、私業界からも聞いているんですが、清酒メーカーは七月に酒造計画を立てて国税庁に提出することになっております。それで、そういう関係で政府のそのような施策は八月末ぎりぎりぐらいまでにぜひ決めてほしいという強い要望があるわけです。ぜひそういう方向で努力していただきたいと思いますが、この点重ねてお伺いします。
時間がないから余り数字について申しませんが、私ども調べたところによりますと、いま清酒メーカー三千余ある中で欠損企業、これの割合を見てみましたら、四十五年度で二一・九%が欠損企業、五十年度になりますとこれが二八・八%にふえている、こういうような深刻な状態なんですね。もうどんどんやめざるを得ない企業が生まれているという状態だと思うんです。
政府委員(矢島錦一郎君) 買い酒をしているお酒がインチキではないかというような御質問でございますが、お酒のうち清酒だけを取り上げて云々されるのは非常に私どもも残念な気持ちはするわけでございますが、現在でも、たとえばよそのものをどこどこのお茶と売っておるとか、たとえば浜名湖のウナギを江戸前のウナギと言って売っているとか、いろんなものがございまして、お酒だけが特にこういうような表現を使われるというのは、清酒メーカー
このために清酒メーカーの半分以上が税引き前の利益が五十万円未満という状態でありますし、そのうちの半数以上が赤字企業ではないかということさえ観測をされておるという事態だと思います。 さらに、最近は清酒大手の売れ行きさえ伸び悩んで、一、二の大手の清酒会社の経営さえ重大化をしてきている。